2010-03-01 Mon
月曜日です。県議会は今日から一般質問です。一般質問はそれぞれの議員の個性が出て、なかなか面白いものです。
さて、昨日の新聞で大きく報道されましたが、今日で串間市の都井岬観光ホテルが閉館しました。あまりにも急な話で大変驚きました。
第3セクターになる前は宮崎交通グループでしたので、私にとっては本当に身近なホテルでした。私は宮崎交通入社時には広告宣伝部に所属していまして、カレンダーの撮影や「都井の火まつり」「とびうおすくい」などでよくカメラマンと一緒にこのホテルに来ました。
路線バスとホテルを組み合わせた企画きっぷの担当もしてましたので、料理の企画などにも入ったり、ある意味では最も深く関わらせて頂いたホテルでした。
しかしなんといっても思い出深いのは、このホテルの結婚式のモデルをさせて頂いたことです。第3セクターに移行後も、スタッフは基本的に変わらず、宮崎交通で運営しておりました。
経営再建にあたり収益のあるブライダル事業に取り組むことになり、「リゾート基金」の給付を受けて結婚式場を作ったのですが、その宣伝のモデルをホテルから頼まれたのです。女性の方はプロのモデルをお願いするものの、男性モデルはお金もないので会社で手当しなければならないということで、お声がかかりました。
このようなモデルようなことは、大学時代にもバイトでしていたことはあったのですが、いかんせん結婚式は初めてです。しかも、ホテルが再出発にあたっての一大企画でしたので最初はお断りしたのですが、ぜひにということでしたので、お世話になったホテルの皆さんのお役にたてるならということで、お引き受けしました。
事前の衣装合わせに志布志に行き、後日改めて泊まり込みでホテルに行きます。
残念ながら外は大嵐。馬と戯れながらの撮影などはすべてキャンセルし、ひたすら新しく完成した結婚式場での撮影です。
本番でもたぶんやらないであろう5回のお色直しをして、2日間まるまるかけて撮影に臨みました。モデルさんと夕食を一緒に摂ったのですが、私はせっかく来たからとトビウオの刺身やごんぐり(マグロの胃袋)などをガツガツ食べていたのですが、モデルさんは肌が荒れるからと卵の白身とかまぼこしか食べなかったのを覚えています。
撮影が終わり、誰もいない露天風呂に身を沈めます。ホテルには温泉はなかったのですが、鉱火石という特殊な石の入った露天風呂がありました。嵐もピタッとやんで、都井岬らしい本当に美しい満天の星空、そしてそれに灯台の光が矢のように走り去る、そしてまた現れる。平日でお客さんの嵐でお客さんは全くいなかったこともあって、湯船の中でその幻想的な景色を飽かずに眺めていました。
そして出来上がったポスターとCF(コマーシャルフィルム)、ポスターはあちこちに貼られ、CMは宮崎と鹿児島で流されました。
このポスター、となぜかご婦人層に人気が出まして、新聞にも写真のように取り上げられました。

しばらく経って、大淀の宮崎交通本社で仕事していたとき、ホテルの担当の方が来て「続編でしばらく流しますね。あっ、あと取材がありますから。」といわれます。結局写真のような記事が載って、CMは私が宮崎交通を辞めるころまで約2年間放送されていました。もう10年も前のいまでは懐かしい思い出です。
宮崎交通を辞めた後も、ホテルの皆さんには大変お世話になりました。選挙のときも「宮崎に娘がいるから。」と元営業部長から後援会名簿をわざわざお送りくださったり、いつまでも応援して頂きました。
ホテルがどうなるのか、串間市の今後の取り組み如何かもしれませんが、私もできることがないか一生懸命取り組んでいきたいと思います。
ラジオでのホテルのCM「いつまでも~、こころに残る~、都井の岬~観光ホテル!」、このフレーズが頭から離れません。
私にとっても、本当にいつまでも心に残るホテルです。
ありがとう、都井岬観光ホテル!また、逢う日まで。
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