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越後にて
火曜日です。
引き続き新潟です。
今日は新潟県議会のコーディネートで研修です。

まず新潟県の知事政策局国際課拉致問題調査室室長にお越し頂き、横田めぐみさんの拉致事件について説明を受け、そして拉致された当時の道のりを歩きます。

実際に歩いてみますと、中学校を出て最後の友達と別れた現場から横田さんの自宅のあった場所まではほんの200m程度、本の至近距離だったことが分かります。
振り返ってみますと日本海が見える場所で、そのまま至近の海浜から北朝鮮に拉致されたとのことです。

現在、このような調査室まで設置しているのは新潟県だけだということです。室長は民主党政権になり、また新たな展開を期待しているとのことでしたが、このような状況もあり、前途はまだまだ多難です。

宮崎県も青島海岸や一ッ瀬川河口での拉致問題もありましたから、他人事ではありません。佐土原の友人などは「スーツ姿の二人の男に石崎浜で追いかけられたことがある。」と話していました。県議会でも意見書を提出していますが、政権交代で動きがあるか、注目していきたいと思います。

そして全国唯一の県立の醸造施設である新潟県醸造試験場を訪問します。ここでは酒造組合と協力して「越淡麗」という酒米新品種を開発しています。

「酒どころ」らしい取り組みで、この試験場自体にも酒造免許があります。以前は「縣(あがた・県の旧字)の光」という銘柄の清酒を作っていたとのことです。販売していたのか尋ねますと、「以前は中央官庁への"おみやげ"に・・・」ということでした。
一つの時代だったのだな、と感じます。

それはともかく、地場産業である日本酒をこのように長い視点で守る姿勢は重要です。例えば焼酎について、宮崎県は鹿児島県の3分の2以上と拮抗したシェアを持ちながら、焼酎=鹿児島というイメージが全国的には強くあります。
私は農業大学校か都城市あたりと協力して南九州大学などで焼酎についての人材を育てるなどできないか、と思っています。佐賀県の窯業大学校のようなイメージなのですが、そのヒントも感じることができました。

その後全体は解散となりまして、私は新潟に住む大学院時代の友人につきあってもらって一路、新潟県いちばん北、下越の村上市に向かいます。
ここは、鮭の遡上する三面(みおもて)川の街なのですが、鮭の文化の息づく街で、資料館や鮭のふ化場などを見て回ります。

文化は人と人とのかかわりです。延岡などは鮎やななどありますが、なかなかそれが文化として根付いているのか、といいますとなかなか宮崎市にいても感じにくいものです。村上はそれをしっかり活かし地域資源にしています。

そもそも文化的地盤に乏しい本県ですが、当然どの時代にも人は生きていたのであり、その文化をしっかり見直すことで、またいまの時代に活かせるものもあると思っています。

短い間の新潟でしたが、得るものも多く充実した2日間でした。

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