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サイドが変わった!
月曜日です。

11月議会の一般質問が始まりました。私は最終日ですから、内容を精査する時間はありますが、逆に「先に聞かれてしまう」ものも出てきてしまいます。それもチェックしながら質問を聞いていきます。
ちなみに私の質問は12月4日(金)14:00~15:00です。ぜひ県議会にお越し(ご無理な方はネット中継でも)ください!

今日は登壇した4人全員が自民党の議員でした。県政の課題についての議員の質問に東国原英夫知事や担当部長が「民主党県連に説明し・・・」などという答弁がある度、自民党議員から苦笑が漏れます。やはり、宮崎県議会にも政権交代が来た、ということを実感します。

県議会におりますと、「国に要望して参りたいと思います。」という言葉は"頻発"されますが、民主党は県連が窓口です。では民主党県連というと、代表は井上紀代子県議です。
東国原知事より井上県議に答弁を求めた方がいいのかな(そのようなことは当然不可能ですが)という感があるほど、サイドが変わったことを実感します。

県議会では県民の声を国に届ける地方自治法99条による「意見書」という制度がありますが、これも民主党の県連を通す、というルールになりますと、これからどのような意味を持ってくるのかも疑問です。

今日も県議会でも灌漑(かんがい)用水整備、農道の整備などが事業仕分けで削減の方向性が出たことが取り上げられ、担当部長から「予算が減額されると、事業の推進に大きな影響が生じる」と答弁があります。

しかし、これが事業仕分けなのです。何度も書きますが、自分のところだけは無傷というわけにはいきません。そしてそれを主張する政党に私たちは政権を委ねたのです。

もちろん、これから省庁の"反撃"はあると思いますが、民主党も事業仕分けの結果を早々に翻すことはできないのは間違いですし、不満であれば、少なくとも次回の参議院議員選挙で投票行動でするしかないでしょう。

しかし、7割以上の国民がこの事業仕分けを支持しているのは事実です。ですから我々も不満であれば、それがなぜ必要かを示す必要があります。単に「あんなに短時間に決められてはたまらない。」「地方のことが分かっていない。」というだけでは、理解は得られません。

「選ぶ」とはそういうことです。サイドの変わった県議会の議場で、改めてその重みを感じた1日でした。

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「友愛」の理念
日曜日です。
明日からの一般質問開始を控え日帰りで上京します。目黒駅近くのホールで開催された大学やシンクタンク、民主党議員によるリレーシンポジウム「友愛政治の理念とその可能性」~コミュニティをつなぐもの~を傍聴に行ってきました。

今回の質問で知事と民主党政治の関係を質問しようと思っておりまして、その前に民主党の哲学である「友愛」の理念をどうしても押さえておきたかったのです。
小沢一郎幹事長の選挙戦略や事業仕分けなどはよく報道されますが、その理念についてはあまり語られることがありません。

今日は大学教授などの夜学問的なアプローチと民主党議員による現実の政治からのアプローチと双方向から構成されており、なかなか興味深い内容でした。(写真は鈴木寛文部副大臣)

皆さんの話を聞くにと「利己主義の行き過ぎた状況にあった55年体制と自民党政権には思想哲学がなく崩壊した。」ということで、その逆説にあるのが「友愛」ということであろうかと思います。

鈴木副大臣はそれについてドイツの社会学者のユルゲン・ハーバーマスの下記の言葉を用いていました。
「マスメディアは「政治的公共圏」を切り崩し、大衆を消費行動に誘うとともに、イベント化した選挙を人気投票のごとく演出するようになり、行政国家や私企業の広告の場として機能し、市民は、単なるレジャーの消費者となり、国家行政のクライアントになり下がってしまう。「文化論義的講習」は表舞台から去り、「文化的講習」すなわち同調的な大衆にとって代わられてしまう。」

確かに私たち選挙を経る人間にとっては、有権者はクライアント(お客様)であるというのは一面正しいでしょう。しかしそれが行き過ぎれば、選挙はイベントとなり、政策は広告になり、市民はレジャーの消費者になる、ということです。
私たちも戒めておかなければならない言葉だと思います。

大学院時代もこのような政治哲学は勉強していましたが、正直全然頭に入りませんでした。つくづく自分は学者向きではないな、と感じていましたが、実際に政治の現場に身を置いてから聞きますと、素直に聞こえてくるから不思議でした。

とはいえ、民主党の政策にはそのような広告のような政策がないのか、といえば嘘でしょう。帰りに目黒駅を通りますと、JR東日本が東北方面への帰省客向けの割引きっぷを発売していました。

掻きいれ時の年末年始にJRがこのような施策を行うのは、まさに高速道路1,000円の影響です。民主党はこれを無料にしようというのですから、そうなれば益々大きな影響が出るのだと思います。

その意味では、民主党の政策の中でも先ほどのハーバーマスの言葉にいう「広告のような政策」もたくさんあります。なかなか政治は理念だけでは進まないものです。

ブログも堅苦しくなりましたが、少なくとも「友愛」とは、利己主義からの脱却ということなのだろうと思います。慌ただしい日帰りでしたが、私自身も、その理念を持って取り組んでいきたいと思います。

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宮崎のことは、宮崎の人で
土曜日です。
議会の質問づくりに本格的に取り掛かっています。
昨日までにある程度、執行部には「私がこのような思いで質問をする。」ということは伝えました。
さっそく取り掛かっているのですが、1問1問重い内容が多いので、さまざまな立場を考えます。

まず取りかかっているのが、「国からの幹部職員派遣受け入れについて」です。私は国からの幹部職員の派遣は極力行うべきではないと考えています。特に財政課長という県の事務執行の柱石となるポストを歴代霞が関からの派遣に頼っていることは是正されるべきです。
ましてや霞が関の課長級が来るのであればまだ理解できますが、その役職もまったくズレています。これは単なる人事交流とはいえません。

人事交流は否定はしません。むしろ霞が関に入って間もない職員には地方の現場を見てもらい、”生活感“を持ってもらうことは重要なことだと考えています。

しかし、ここには明らかに国と地方の上下関係が表れています。
地方分権が叫ばれ、鳩山内閣に至っては「地域主権」を掲げています。その中で、旧来と変わらない国と地方の関係、いまこそ双方が改めていくときなのです。

私は「日向国の幕藩体制の成立」で大学の卒業論文を書いたのですが、幕藩体制から学ぶべき点は非常に多いと思っています。

それについては、また改めて書くとして飫肥藩(伊東氏)や薩摩藩(島津氏)が国から家老が派遣されたことがあったでしょうか。もちろん参勤交代やお手伝い普請などの義務はありました。しかし、藩内の内政はあくまでも藩の人間で決めていました。

人事課の担当職員からは、財政課はコストカッター(財政縮減)の意味合いもあり、プロパー(生え抜き)の県職員では難しい、国の制度などを熟知した総務省からの派遣が適しているなどと説明を受けました。

確かに一理はありますし、その通りでしょう。しかし、これからは地方主権というのであれば、地方のことは地方が決めなければなりません。当然、国との見解の相違が出てくることもあるでしょう。

そんなとき、最もその機関を担う部署をその相手に握られていて戦うことができるのでしょうか。
それに、宮崎県庁にも私が見る限りでも財政課長の任に堪え得る素晴らしい方もたくさんいます。そして何より、宮崎県のことは、宮崎の人で決めていく。確かに一時的には、国との関係が悪くなったり、戸惑うこともあるでしょう。しかし、地方分権、地方主権というのは、そういったことだと思います。私は東国原英夫知事にはぜひ、この部分を戦ってほしいと思っています。

今日は、県OBの皆さんなどにお会いしたり電話したりして、いろいろご意見を伺いました。
国との関係の円滑化などとともに、交付税に影響があってはいけないということを言われます。「以前田中康夫(前長野県知事、現衆議院議員)が、官僚を受け入れを拒否したら霞が関からいじめられたからねぇ。」というような話も聞きます。
事実か否かは別として、地方交付税、要は国にカネを握られているのです。確かにその部分は大きなネックになっていると思います。

とはいえ、この手の話の難しいところは個人批判と混同されてしまうところです。
河野俊嗣副知事、財政課長も含め人間的には素晴らしい方だと思います。確かに、いまは宮崎県のために粉骨砕身働いておられるのはよくよく分かっております。

しかし、私が問題にしたいのはこのような制度や国と地方の”あるべき論”であり、河野副知事には私がこのような思いであることはお伝えしております。

このことをここまで正面切って取り上げるのは、過去に議事録など見る限りありません。これもある意味では大きな”タブー”なのかもしれません。
それでも声を挙げていくことで、問題提起をしていくことも議員の大きな役割です。

高村光太郎の『道程』の一説を。
「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る。」

そんな気持ち取り組んでいきたい、改めてその思いを強くした1日でした。

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"シュウカツ2011"
金曜日です。

午前中は健康診断で、宮崎県健康づくり協会に向かいます。ここは中央保健所と併設している建物です。
以前から会議などでは主張しているのですが、私はこの中央保健所については大きく役割を見直すべきだと思っています。

宮崎市が中核市として保健所業務を担っている以上、宮崎市にありながら宮崎市は管轄ではありません。その上、この度清武町が宮崎市に合併することになり、宮崎市にありながら管轄するのは東諸県郡国富町、綾町の2町のみということになります。

とするならば、規模を縮小して国富町の本庄あたりに移転するか、ないしは消防のように2町の保険業務を宮崎市に委託するかするべきです。(断然後者だと思いますが)

このように市町村合併や財政改革に伴い、出先機関のあり方は抜本的に見直されなければなりません。出先機関のあり方については、今回の議会でも取り上げていきたいと思います。

さて、健康診断から帰りまして今日も議会で質問についての趣旨確認です。この週末にかけてしっかり内容を整理していきたいと思います。

そして午後から宮崎大学へ。宮大の就職サークルSHU-KENとマイナビのコラボレーション(共同)企画である「社会人と学生の座談会」を企画を訪問します。

最近の就職活動が厳しい状況は大きく報道されている通りです。まさに"シュウカツ2010"を始める3年生が対象ですから、「社会人の先輩に話を聞く。」という感じだったのですが、実際の内容は真剣そのもので、この雰囲気に自体に現状の厳しさを感じます。

就職活動は地方の学生にとってはなかなか厳しいものです。大都市圏にいればセミナーなども多数開催され、毎日でも訪問できますが、地方から行くのは時間的にもコスト的にも大変なものです。
面接なども企業もコストカットもあっていままでは福岡で開催していた会社が大阪や東京でのみの開催になったり(売り手市場ですと企業も強気になります)と地方の学生さんにとっては厳しい状況です。

福岡で開催される合同就職説明会場に直行往復1,000円のバスを走らせるなど、さまざまな配慮はありますが、やはり地方にいるということで不安もあるようです。

しかし、私が大学生などと一緒にイベントに参加したりしているのは、少しでも街に出てきて社会人に触れ合って、その中で「宮崎で働く」ということを是非考えてほしいと思うのです。

確かに給料などは低いかもしれません、しかしそれにも増して得るものが多いということを伝えていくこと、それは私たちの役割だと思っています。

私も自分が得てきた経験の中で、その意味や価値はとても強く感じています。そのために行政が何ができるのか、私個人としてそして議員の立場で何ができるか、これからも考えていきたいと思います。

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愛みや報告会in都農町
木曜日です。
いよいよ質問の準備を進めていきます。11月議会の質問のくじ引きがありまして、今までは全体の半分より後ろだったことがないので、まあ7~8番以内にはと漠然と考えていましたが、なんと20番、一番最後、カッコよくいえばオオトリです。

11月議会のオオトリといえば2009年最後の質問者ということになります。それはそれで名誉なことですが、最後ということはそこまでに相当重複してくるものもあることになります。

質問には会派代表質問と一般質問の2つがあります。代表質問は多数会派順ですので、自民党(24人)、社民党(5人)、「愛みやざき」(4人)、あとは民主党、公明党、県民の会(各3人)が順繰りになるということです。

しかし一般質問はあくまで議員個人の質問です。ですから党は関係なくくじ引きになります。としますと、最後になりますとほとんど質問はすでに出ていて、重複したものになります。

確かにくじである以上、同じ質問を聞いても許されますし知事以下執行部も「先ほどもお答えしましたが~」という表現は使わないということになっています。(議事録に残ってしまいますので。)
とはいえ、前の質問する議員の内容をしっかり聞いて重複を避けて取り組んでいきたいと思います。

ちなみに今回の質問項目として議長に提出したのは下記の通りです。

1、知事の政治姿勢について
・民主党政権と県政の課題について
・事業仕分けについて
・国からの幹部職員派遣受け入れについて
・イラスト商品の今後の取り扱いについて

2、県の出先機関のあり方について
・9月議会における土木事務所再編案の否決について
・県内の”地方分権”について

3、各種委員の報酬のあり方について

4、航空路線に係る諸課題について
・宮崎-台湾路線の今後の戦略について
・JAL経営再建が本県に及ぼす影響について

5、宮崎観光コンベンション協会について
・九州観光推進機構について
・今後の組織のあり方について

6、太陽光パネル導入について

7、国語力向上について

以上の項目について質問していきたいと思います。なかなか物議を醸しそうなものもあり、精神的にはきついのですが、それはそれで議員の責務です。自らの精神にムチを打って進めていきたいと思います。

さて、今日は夕方から都農町へ。「愛みやざき」の県政報告会in都農町を都農町役場横の塩月記念館で開催しました。図師さんの後援会の皆さんが、このようなポスターを張って頂いて、おかげで児湯郡の皆さんにもPRができました。

多くの方が来られた会場で、それぞれが課題を議論しましたが、私は民主党政権発足とそれにともなう県議会の変化についてお話させて頂きました。

内容はいままでもこのブログで書いている通りで、事業仕分けにしても「対岸の火事」がいつ自分たちに火の粉が降ってきてもおかしくない状況ではあるということを意識しなければならないということをお伝えしました。

質問で「民主党政権と自民党政権、どちらがよいのか。」と聞かれました。これについては、我々は既に民主党政権を選んだのです。"選ぶ"ということには責任を持たなければなりません。

自民党による安定性よりも民主党によるしがらみない改革を選んだこと、その中で自分たちだけがしがらみの中で何かを実現していこうというのはもう通らないということ、それを意識しておかなければならないのではないかと私は思っています。

今回、私自身すでに質問項目出したところで、気持ちはだいぶ上がってきました。自分自身が2年半前の選挙で訴えた「しがらみのない県政」、今日は会場で改めてその初心をもう一度思い返しながら、前に向かって進んでいきたいと思います。

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