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2010-02-28 Sun
日曜日です。券を買っていましたので、巨人対西武のオープン戦を観戦しようと思い、混むだろうからと少し早め出ようかな、などと思いながら洗濯機を回し始めますとNHKでニュース速報が流れます。
「大津波警報」などという恐ろしさを感じる警報が出ます。
ほどなくしますとアパートの窓から見える大淀川の河川敷を消防局の広報車が、サイレンを鳴らしながら「川に近づかないように。」と広報して廻ります。
状況的には大きな被害を受ける可能性がありますか、私も予定を変更して一路青島へ。南バイパスの県や警察の情報案内板には「津波警報発令中」と出ています。やはり緊張感は漂いますが、バイパスから見えるサンマリンスタジアムは既に多くの人で賑わっています。
さて、青島に着きまして、まず宮崎市の地域事務所に伺います。
センター長や地域の皆さんをはじめスタッフの皆さんが出勤しておられて、状況の説明を受けます。
NHKのニュースで高台に避難している人がいるという報道があり、その内容の確認をさせて頂きました。話を聞くと青島バイパスの展望台に、津波を見るのにいる人ではないか、ということでした。

地域センターから一路青島漁港に向かいます。
漁港に行って驚きます。普段はにぎやかに船が並んでいる漁港にはほとんど船がいません。
矢部廣一組合長をはじめ組合は事務所に皆さんも出てこられていて、いろいろ話を伺いますが、あらかたの船は津波を避けて沖に出てるということです。
特に漁港横の突波川河口あたりは波が逆流するとのことで、注意は必要だということでした。
津波到着予想時刻が15:00ということで、まだ時間がありましたので野島から内海と廻り、お話を伺って廻ります。果物店やイチゴの直売所なども普段通りに営業していて、見た目的には普段を変わりませんが、海沿いには多くの人が集まっています。

その後、最初に青島地域事務所で話を聞いていた青島バイパスの展望台に上がります。
ちょうど15時が近いということで、テレビ局はもちろん多くの人が集まってきています。確かにここから見ますと、船が青島の沖に避難しているのがよく分かります。(写真の中の白い点みたいなものがすべて船です。)
普段はほとんど人のいない場所ですが、今日ばかりは駐車場も中には、シートを持ってきたり、望遠鏡や一眼レフを構えるかなり本格的な方もおられました。
私は再び内海方面を廻りましたが、その間に津波も無事終息したようでした。とにかく、被害もなく一安心でした。何もなかったところに、多くの皆さんの努力があったことも、改めて実感した1日でした。
2010-02-27 Sat
土曜日です。午前中から田野町総合運動公園へ。母校である中央大学野球部の激励に。
折り返して宮崎市内でOB会幹事の皆さんと昼食でおそばを食べてから、一路佐土原町へ。アドバイザーをさせて頂いている地域総合型スポーツクラブである「佐土原スポーツクラブ」に文部科学省や日本体育協会の方が調査に来られていました。
佐土原スポーツクラブは、今度5月に宮崎で開催される地域総合型スポーツクラブの全国大会(私もパネルディスカッションのパネラーで参加予定です)での幹事を務めることもあり、その事前訪問ともなりました。決して広いとはいえない事務局ですが、ここにこれだけの歴々が来られたのには驚きました。この地域総合型スポーツクラブの事業にはサッカーくじ「toto」の収益金が使われています。佐土原スポーツクラブについては、この補助金の期限があと2年です。今後、その後の自立化向けてどう取り組んでいくかが課題です。
"健康"を通じて、地域のきずなを作っていく、そんな"自助"の取り組みを私も今後ともしっかり取り組んでいきたいと思います。
その後宮崎市内に戻り、宮崎大学医学部の医師で高校の後輩でもある清山知憲さんとお会いして、私が昨日の議会で取り上げた県立病院のあり方などについて、いろいろ議論させて頂きます。
現場から感じる、極めて論理的な話で大変参考になります。委細は清山さんのブログ(こちら)に詳しく出ていますので、ぜひご一読頂きたいと思います。私にとっては話す度に大変勉強になる一人です。ドクターが自分で考え、自分で動く。まさに自助です。
その後一番街に向かいます。今日からプレオープン第1回が開催された「街市」へ。これはヨーロッパの"マルシェ"をイメージしたもので、農業経営の若手の皆さんの団体であるSAPの皆さんをはじめ、えのきだけやお米、足つぼマッサージなど地域の皆さんによる20店舗を超えるお店が一番街に並びます。
私は夕方に行きましたが、もう売り切れているものが続出していて、本当に人気の高さを実感します。多くの知り合いが出店していましたが、話を聞いてみますと直接消費者に触れることで、生産者の皆さんにも大きく刺激になるところが多かったようです。写真はお世話になっている生目の長谷川さんなのですが、生目名物の黒皮カボチャ、こうやって生産者と会話しながら直接買うことができる、ありそうで宮崎ではなかった光景です。
今後は、月1回を隔週、そして毎週化を目指して取り組んでいくとのことでした。このような新しい取り組み、まさに街自体の"自助"の取り組みです。
様々な頑張る人たち、"自助"に触れて、清涼感を一杯に感じた1日でした。
2010-02-26 Fri
準備を続けてきた代表質問が終わりました。会派のメンバーからも意見を取り入れつつ、鳥獣被害対策などいままで私が取り組んだことのない分野まで幅広く準備して臨みました。私が質問を行うにあたり、いつも意識しているのは次の3つです。
1、普通に暮らす、普通の感覚の中で”おかしい”と思うことはしっかりそういうこと。
2、方向転換するときは、しっかりと総括して進む。
3、人のしないこと、人の嫌がることをする。(岩切章太郎のことば)
今日も、その信念の中で質問をさせて頂きました。一つひとつについては触れられませんので割愛しますが、今回特に思いが強かったのは、行政改革、シーガイア、フリーウェイ工業団地の3つです。
行政改革については、前の議会以降訴え続けてきた行政委員の月額報酬見直しをはじめ病院改革、公社改革などを質問しましたが、私は東国原英夫知事は宮崎はもちろん日本を変える力のある人だと思っています。
だからこそ、人が取り組まないことに取り組んで頂きたいと思っています。その意味では、他県に先駆けて、普通に暮らす県民感覚の中でおかしいと思うものは、先駆けて改革して頂きたいし、行政OBでないから見えること、できることがたくさんあると思っています。その願いを込めて、質問をしていきました。
続いて、私の政治に携わるきっかけになったシーガイア問題です。長年放置されたオーシャンドームについて、動きが出てきていることは注目すべきことです。県として、いまの部長なればこその難しい問題に果敢に臨んでいることは意義はあると思っています。
しかし、先日のブログで3原則について書きましたが、シーガイア破たんの一連の過程は、まさに私にとって政治に携わるきっかけでしたし、大学院の修士論文もそれをメインに書いたほど、私にとっては重要なターニングポイントでした。(早稲田大学のページに私の論文の紗録が残っています。長文ですので、お時間がある方はお読みください。こちら)
当時の松形祐堯知事は結局「運営は継続される、私の責任がどうこうということはない」(『朝日新聞・西部版』2001.2.20)といって政治責任をとりませんでした。その中で、100名を超える多くの方が当時の言葉で”再雇用されない”形で職場を去られました。
私は、今後とも3原則を厳守せよ!といは言っておりません。状況の変化はやむを得ないと思っています。しかし、そこで流された多くの涙、そして26歳のときの自分の思いに誠実にあるためにも、それを宮崎県の議事録に残しておかなければならないという思いで質問しました。
そして報道でも取り上げられましたが、フリーウェイ工業団地に関する質問です。フリーウェイ工業団地は33億円余かけて県が造成しました。
10年以上たった今でも立地は3%に留まっています。その土地を今回県の外郭団体である宮崎県土地開発公社を解散するにあたり、県が買い取ることになりました。
買い取ることは約束ですから仕方ありません。しかし、この県が33億円の税金で買い取ろうとしている土地が、いまどの程度の価値があるのか、それはどうしても県民に明らかするべきだと思います。
民間であれば、土地を買うのに不動産鑑定もしないまま買うなどあり得ない話なのです。
県庁内では、土地開発公社は県の代行で土地取得したに過ぎず、買い戻すという概念すらそもそも薄いのは事実です。
しかし、当時は12,000円で販売を開始し、現在は3分の2補助をして、4,000円でも売れ残っているのです。とするならば、実際の価値はもはや3分の1、約10億円以下ということになります。県民の財産がその分棄損されていることは明白です。
もちろん工業団地ですから、企業が立地してそれで税収が上がれば、土地の損益だけで見るものではないというのは分かります。
しかしそれならばこそ、現在はこの程度の価値になってしまったが、逆にそれを上廻る価値のある土地にしていくといえばよいのです。
再三再四質問しましたが、結局は販売時に”結果として”売れた金額において判断する、ということになります。完売を前提とするなら、いつになる話か分かりません。
私が一番訴えたいのは、失敗や見込み違いはあるのです。それはそれとしてしっかりと認め、それはそれで謝罪をしたうえで、新たにこう取り組むという誠実な姿勢が不足していると思うのです。要は税金が棄損するということへの認識の問題なのです。
私は宮崎交通で勤務していましたが、ある年の夏休み、本当に週末の度に雨が降ったり台風で、こどものくになどのレジャー施設の売り上げがカラッキシの年がありました。
しかし、銀行は「雨が降ったから、借金はいいですよ。」とは決してなりません。その年から、ボーナスカットが始まったのを覚えています。すなわち、民間であれば、その都度その都度の結果責任が発生するのです。
行政は短期的な収益だけでは見ることができない。それもそうでしょう。しかし、宮崎交通は路線バスというおよそ事業者の努力だけでは如何ともしがたい業種が本業だったにもかかわらず、産業再生機構の支援を受けるにあたって、社長以下経営陣は責任をとり退陣しました。
そのような結果に対する責任と検証、私が議員になって3年近く、官民の認識の違いを最も感じるのはこの部分です。
どうしても、この部分をしっかり正していかなければ、税金の使われ方が是正されていくことにはなりません。
しかしこのようなことを言ったり書いたりするのは、なかなかエネルギーのいることです。
今回、ある職員の方に「ぜひ応援をして頂きたいんですが・・・。」と言われました。この言葉は相当こたえます。
私だって、県政によりよくなって欲しいと思っています。しかしだからこそいわなければならない、その思いで取り組んでいます。確かに、担当者の方の立場や気持ちはよく分かります。しかし、私が最も忠実であるべきは、冒頭に述べた3項目、私なりの”3原則”です。
これはこれで大変つらいのです。私だって人間ですから、物分かりのいい人間と思われたいです。しかも私は政治家という”人気商売”、増してや県庁勤務の県職員の皆さんの大多数は宮崎市民ですから、宮崎市選挙区の私にとっては”有権者”でもあるのです。
しかし、自分なりの原則を曲げてしまえば悔いが残ります。それは、自分が政治に志した自己否定になってしまいます。
悔いなく、”自分なりの3原則”を大事にしながら、これからも進んでいきたいと思います。
長文を最後までお読み頂き、ありがとうございました。
2010-02-25 Thu
いよいよ明日が質問です。議会に朝から籠って書いています。だんだん質問ができてきますと、今回の最大の争点などが見えてきます。中身は感想も含めて、明日のブログで細かく書いていきますが、厳しい質問については、執行部の方が控室にきて、質問の内容を少し変更してもらえないか、などと言われるときもあります。
私の誤解や単なる言葉の言い回しなどはともかく、会派代表として聞かなければならないことについては、逃げるわけにはいきません。
前日にはいつもこのような葛藤をしております。
としておりますと、携帯にメールがありまして、JCなどでお世話になっている先輩から「いま県庁に来ているんだけど、会えないかな」ということでメールがあります。
早速知事室前に行ってみますと、タスキをした女性が!何の選挙か?と思っていますと、全国をツイッターでサポートしてくれる人を募りながら全国を旅行しているという女子大生の土井雪絵さんでした。なかなかパワーのある方で、要はヒッチハイクで全国を旅行しているのです。
河野俊嗣にもお会い頂き、議会の控室でいろいろお話させてもらいます。
驚きますのは、すべてその場で出会う人のサポート、財布すら持ってないとのことでした。
ネットでも完全匿名の掲示板とは違い、ある程度人物も分かるツイッターには、本当に新しい可能性があることを実感します。
しかし土井さんと話していて感じますのは、ツイッターで全国一周するのあたり、財布すら持たないという”覚悟”です。しかも、それは重々しいものではなく、とても明るく、前向きなのです。
私は以前ボーイスカウトをやっていたのですが、そこに「スカウトは快活である。」という言葉がありました。
信じることに疑いがなければ、こんなに快活にことに臨んでいけるのかということに、改めて自分自身が見失ってしまっていたことに気づかされました。
“常に快活であれ”、自分にそう言い聞かせます。
いよいよ、明日です。
煮詰まっていたときに素晴らしい出会いが持てたことを心から感謝致します。
今夜は徹夜になりますが、明日にむけて全力で臨んでいきたいと思います。
2010-02-24 Wed
代表質問が始まりました。お昼もいつものざるそばの出前。本当に朝街頭演説後に県庁に入って以降は、夜9時前まで議会から一歩も出ていません。
自民党から代表質問が始まります。
明後日の自分の質問の項目もチェックしていきますと、本当に私の予定していたものがどんどん触れられていきまして、都度都度質問項目の修正が迫られます。
しかし、逆にそこから見えてくるものもありますので、それを踏まえて質問を組み立てていきます。
質問項目について、職員の皆さんが趣旨確認ということで、私の質問の内容を確認に来ます。確かにすれ違いがないようにしていかなければなりませんが、やりすぎますと"擦り合わせ"になってしまいます。
基本的に大きな争点がないものについては穏やかに終わっていきますが、質問が厳しいものや争点になりそうなものについては、繰り返し来られますし、また課長が直接来るようになりますし、「ここの表現はこう変えてもらえませんか?」とストレートにいわれることもあります。
確かに中身のある答弁をしてもらいたい、また今後いろいろお願いすることがあることも考えると、あまり喧嘩をしたくないという気持ちはあります。
議会の先輩にはよく「たけい君、寸止めだよ。」と言われます。結局あまりにも厳しい質問をし過ぎるのも、後々ためにならないということです。
なるほど、その気持ちは痛いほど分かります。私だってできれば嫌われたくはありませんし、しかも県職員の皆さんお一人おひとりとなれば、よい方ばかりです。
しかし、職員の皆さんは部や課、そして私は私が信じる県民目線の思いがあります。そこのぶつかり合いなのです。
これを曲げて職員の皆さんにとって「物分かりのいい議員。」になるのは簡単です。しかし、その瞬間、武井俊輔が議員になった価値はなくなってしまいます。
自分の価値は何なのか、それを信じて厳しく質問に臨んでいきたいと思います。
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