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2010-09-05 Sun
日曜日です。朝からご相談があり、日向市に向かいます。
父親がSF商法(催眠商法)に引っかかって、しかもそれを認めないので何とかならないか、ということでした。
SF商法についてはこちらのブログに詳しく書いていますが、要は最初は安いもので"釣って"、結果的には高額な商品を売り付けるというものです。
よく閉店になったコンビニとかで旗を立てて、朝から高齢者の方を中心に多く集まっている光景、一度は目にされた方も多いのではないかと思います。
当然クーリングオフの対象となるのですが、今日の相談は「父親にクーリングオフを勧めるが、応じてくれない。」というものでした。
それでなぜ私が呼ばれるといいますと、その父親は行政関係者で"議員さん"が言ってくれれば効果があると思うから、ということでした。
具体的なことは避けますが、結局"自分がだまされた"ということを認めることができないのです。お話を伺いますと、この布団には価値がある、と業者のセールストークをそのまま言われるのです。
いろいろ視点を変えながらお話はしますが、要は自分がだまされた、ということをなかなか認められないのです。しかし、このようなプライドが結果としてこのような商法を跋扈させてしまうことになるのです。
最終的には納得して頂きましたが、いろいろ考えさせられました。
宮崎県も消費者行政には力を入れていまして、啓発などには積極的に取り組んでいます。
しかし、いわゆる処分や規制といった"出口"対応はまだ取り組むべき点もあると思います。例えば東京都はこちらのように悪質な業者は積極的に処分しています。
悪質とそうでないの定義は極めて難しいものです。私も2つの会社で営業経験がありますが、営業トークの虚実はまさに紙一重です。
嘘ではないのですが、相手によって、また相手のやる気や商材によって効果があったりなかったりというものがあるのは事実です。
ですから、明確にだます意図というのは相当定義は難しいものです。ただ例えば表現が薬事法など法規に違反したものや、1万円のものを100万円など著しく価値を誤認させるものなどは取り締まりの必要があると思っています。
議会でもこのような消費者行政はあまり取り上げられません。確かに支援者や大きな組織ではなく、いわば"声なき声"です。
しかし、私はそのようなことこそまさに行政が防波堤になっていかなければと思っています。今後も、県当局だけではなく警察などとも意見交換しながら、積極的に取り組んでいきます。
また、なにかお困りのこともあればぜひお気軽にご相談ください。どうぞよろしくお願い致します。
2010-09-04 Sat
土曜日です。土曜の午前中は県政番組などが続きますので、掃除をしたりとたまった家事をする時間にしています。
慌ただしくそれをやっつけまして、宮崎市内の病院で開催された「100人委員会OG会」主催の勉強会に参加します。
今日の講師は毎日新聞宮崎支局の池田亨支局長です。
池田支局長が前は大阪勤務だったということもあり、橋下徹知事との比較という視点でお話をされまして、大変興味深かったのですが、質疑の時間になりますと東国原英夫知事のことを中心に私にも多くの質問が寄せられます。
東国原知事が2期目の是非についても質問が出ました。
私はそこで皆さんに尋ねたのですが、なぜ東国原知事の支持率はここまで高いのでしょうか?
池田支局長の話にもありましたが、行政改革などは橋下知事の方が劇的に取り組んでいます。県議会議員の立場から見ても、本人の人間性にもよるのでしょうが、東国原知事の改革は非常に穏当なものです。
100社10,000人の雇用や入札改革にしても、まだ道半ばであったり、賛否分かれるものであったりです。少なくともそれが93.5%の支持率に結びつくとは思えません。
すなわち、東国原知事の支持率は「宮崎が有名になった。」「しがらみがない。」といった政策というよりは本人の属人的なものであると思っております。
しかしそれがここまで支持されるということは、いかにそのスタイルが今までと違うものであり、また新鮮であったかということの裏返しだと思います。
それを再認識できた意味でも、今日の会議に参加したことは大きく意味がありました。
確かに「宮崎を有名にする」ということは余人をもって代えがたいかもしれませんが、「しがらみのなさ」という視点については、宮崎県政として守り続けていかなければならないものだと思っています。
私も今回の議会では、その視点と東国原県政の中での行政改革をはじめ、進んだ部分、進まなかった分をしっかり切り分けて質問に臨んでいきたいと思っております。
2010-09-03 Fri
ブログを2日分更新しております。よろしくお願い致します。9月議会が開会しました。
この議会で東国原英夫知事が2期目についての出処進退を明らかにするということで、冒頭から緊張感のあるスタートになりました。
中村幸一議長にお話を伺いましたが、中村議長としては質問を円滑にするためにも、代表質問の初日で明らかにしてほしいという思いをお持ちですが、あくまでも政治家としての東国原知事の問題ですので、それはご自身の判断のもと最終日(10月12日)までのいずれかの段階でされるものと思っております。
今回の議会では一般質問があります。
東国原知事が2期目に出るか否かは別として、この4年間の総括はしていかなければなりません。私の次の一般質問はこの任期最後の2月議会になりますので、”1期目の”東国原知事と一般質問で”やりあえる”のは今回が最後になりますので、しっかりと臨んでいきたいと思います。
その思いもありまして、議会終了後、エコクリーンプラザ(財団法人宮崎県環境整備公社)に向かいます。
昨年漏水事故は大きな問題になりましたが、それに伴い公社が背任罪で刑事告訴した案件について宮崎地検が不起訴にしたことについて、田中義信理事長は検察審査会に申し立てをされました。一方で昨日、当時公社に在籍されていた方が県弁護士会に人権救済を申し立てるなど、法的な争いは”第二ラウンド”に移っています。
それについては裁判所が判断することだとしても、田中理事長ともお話しましたが、今回の漏水事故で50億円以上の余分な税金が支出されていることは事実です。
公社は設計コンサルや施工業者に損害賠償を求めていますが、50億円の棄損について、行政サイドはだれも責任を取っていないのです。
今回の口蹄疫も、初発も含め「原因は不明」ということで済まされてしまいそうな勢いです。
昨日のブログでも書きましたが、私の政治家になったきっかけはシーガイア問題です。これも結局だれも責任を取りませんでした。完全にまさに歴史は繰り返す、というところです。
私はこのようなことは是正していかなければならないと思います。みんな頑張った、当時は担当でなかったので分からない、今は異動してしまったので当時のことは分からない、これは責任ある行政としてはあってはならないと思っています。
このようなことを言いますと、役所の中では嫌われてしまいますし、エコクリーンプラザの問題も触れないことは、いろいろな意味で”無難”なのかもしれません。
宮崎国際音楽祭の件でも、いまでも「あんたのせいで県の予算が減った。」などと面罵されることもあります。
しかし、私は「武井しか持てない視点、言えない意見」をなくしてしまっては、自分が議員をしている価値はないと思っています。
この任期あと3回の議会、そして東国原知事への最後の質問。その重みでぶつかっていきたいと思います。
2010-09-02 Thu
東京から宮崎に戻ります。議会にそのまま行きまして、大学生の方がお越しになりまして就職活動についてのご相談を受けます。
東京の大学に通われる大学4年生の方で、宮崎で働きたいという強い思いを持っておられるようです。
確かに就職の厳しさは本当に切実です。私はいつも大学生からのご相談にはいつもお話しているのですが、宮崎で働くということは確かに給料などでは安くなります。
しかしそれを”授業料”と捉えて、宮崎というフィールドをどう自分が活かすか、という前向きな意識を持てるかどうか、そのような思いがあれば宮崎で働くということはとてもキラキラしたものになるとお伝えしています。
確かに1人でも多くの人に戻ってきてほしいと思っていますし、そして戻ってくる方には、その経験をぜひ活かして頂きたいとですし、私もそのお手伝いでできることは今後とも努力していきたいと思っています。
先日高鍋町でご相談を受けていた口蹄疫の関係で農場を解雇されていた方のお話の結論が出ました。
結果としてはご相談を受けた方のご希望には程遠い内容なのですが、ご本人が努力の結果ということで受け入れられたので、結果として残念な結果となりました。
しかし、このような問題が起こりますと常に現場の方、弱い立場の方、声をあげられない方に一番のしわ寄せが行きます。
私はシーガイア問題がきっかけで議員になりましたが、行政は責任を取らず、結果として100人以上の方が当時の言葉でいう再雇用されない、ということになりました。
いま口蹄疫の現場で見て、まさに歴史は繰り返すということで本当に残念です。
先述しましたが、弱い立場の方、声をあげられない方に一番のしわ寄せが行くことを常に改めていかなければならないと思っていますし、それが私の最大の政治信念でもあります。
確かにそのようなご相談は相手も大きく、法的な壁も高いものばかりです。しかし、それで諦めてしまっては私の議員としての価値もありません。
できうる限り、今後ともその信念のもとに精進して参りたいと思います。
激動の秋を迎えるにあたり、改めてその信念を再認識した1日でした。
2010-09-01 Wed
水曜日です。慌ただしく上京しました。年1回の私にとっては極めて重要なリクルート社じゃらんリサーチセンター主催の「観光振興セミナー2010」に参加します。
このセミナーは本当に多くの気付きを与えてくれる勉強会です。
今回は下記の内容で行われました。
・ 「じゃらん宿泊旅行調査2010」について
・ ご当地調査
・ 携帯ゲームと旅行が融合する新若者旅行
・ 失敗パターンから学ぶ「成功するご当地グルメ」の創り方
・ 「農業観光」今後の展望"週末は農場ブランチ"プロジェクト
・ 魅力ある着地型商品の創るマーケティングフロー
一つひとつ書き出すと膨大な量になってしまいますのですが、特に気になったのは若者が旅行に行かなくなっている、ということです。
観光庁の調べによりますと、1年間に1度も旅行に行かない層が2007年で20代前半で41.3%、20代後半で34.1%。しかもそれが、この5年でそれぞれ7.8%、14.1%増加しているのです。その要因の分析なのですが、若者が旅行に行かない理由として下記のものがあげられます。
・ ネットで行った気になれる。
・ 携帯やコンテンツ料にお金を使ってしまう。
・ 携帯やゲームに忙しく、「時間の競合」の結果、旅行の優先順位が下がっている。
これは旅行業界として重く受け止めなければなりません。
すなわち、パンフレットを作って、広告をしてということではなく、そもそもこれからの旅行業界がどうなるのかをしっかり意識して取り組まなければならない、ということなのです。
その処方箋としての事例についての紹介がありました。
例えば埼玉県鷲宮(わしのみや)神社は「らき☆すた」の聖地として参拝客増加、神奈川県箱根の観光協会では「エヴァンゲリオン」のマップ配布、またいま流行りの「歴女」のための武将の墓巡りなど、むしろ取り込むことで成功している事例もあります。これは「こんなものはマイナーな話だ」などと思ってはいけません。
私が宮崎交通に勤務していたとき、当時の県の観光協会の方に「サーフィンや釣りは観光資源になりませんか」という話をしたことがあります。
ところが当時は私がまだ一若手社員だったので"僭越"と思われたのか分かりませんが、「サーフィンや釣りは"カネ"にならない」と一蹴されてしまいました。
しかし今はサーフィンもしっかりと観光の柱に位置付けられています。気をつけなければならないのは、少なくとも行政は「いま"カネ"を落としてくれる人」だけをみていてはならないということです。
その意味では今県が取り組んでいる「宮崎恋旅」など、いまは「これでどれだけ効果があるのか?」と思われることでも、地道に、誠実に若者に向き合いながら息長く取り組んでいくことは一定の重要だと思います。
今回の議会は質問がありますが、九州新幹線への取り組みなどにしても、県としての目標もなく見込みなども不明確なものもあります。
今日の"気づき"をしっかり活かしながら、9月議会に臨んでいきたいと思いますし、その直前の貴重な勉強の機会となりました。(なお資料は一般質問終了後、興味のある方にはお貸し致しますので、ご連絡ください。)
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